平成20年に新設された国際日本研究専攻は平成27年度から博士前期・後期課程となり、教育内容が拡充されています。現在、4つの学位プログラム(国際日本複合研究学位プログラム、国際日本社会科学学位プログラム、国際日本人文科学学位プログラム、日本語教育学学位プログラム)において、体系的なコースワークを実施し、現代日本の特質を解明するための幅広い専門的領域と俯瞰的なものの見方を修得できるようになっています。国際日本複合研究の学融合型の特色を強めながら、社会科学、人文科学、日本語教育学のディシプリン型のプログラムも設け、複雑化する日本を中心とする現代国際社会の諸課題に対し、専門的能力を活用する問題解決型・実践型の能力を養います。旧国際日本研究専攻の成果や教育・研究上の蓄積を引継ぎつつ、現在の新国際日本研究専攻は早期修了制度、社会人入学制度、指定校推薦入学制度、昼夜開講制度などの新たな制度を導入し、日本から世界に向けて新たな融合学際型の教育・研究システムの展開を図っています。